アシIを送る。

そんなに飲めないという本人を引き合いに、
ただ集まって飲んだくれた印象になったが、
8月一杯をもって師匠のアシスタントを卒業する
アシIこと泉さんの卒業式(送別会?)をやった。
誰もやらないので幹事を引き受けさせて頂きました。

WSを受けてそのままアシスタントになった泉さんは、
約2年でWSのグループ展を経てあっという間にニコンの展示をやってしまった。
アシの中でも最短ルートをひた走っているのでは?

正直に書こう。
今回、彼にカメラを与え、卒業式の幹事まで引き受けたのには訳がある。
ただただ、悔しかったからである。

別に本人が憎いって訳じゃないけれど、
前アシ卒業当時、私は1回目のアルルから帰ってきて、
なれるものならアシスタントになりたかったのである。
今考えれば師匠が「会社辞めるな」って言ってくれた意味もわかるけれど、
どこかのスタジオアシスタントになるにもギリギリの年齢だった。
だから、相当真剣に悩んでいた。
ただ、そちらの方向へ行ったとして、
本末転倒で写真が撮れなくなることがうっすら見えていた。
(やってみなければわからないけど)
でも、何よりも実家に戻る事だけは全力で阻止したかった私は
結局、悩みはしたけど選択することが出来なかった。

それから、師匠には約1年アシスタントがいない状態が続いた。
そのことが、なんとなく選択できなかったことへの慰めになっていたのに、
奴は突然現れたのである。
しかも師匠は言うではないか「中国語が出来るから採用した」と。
もう、舌打ちもの。
しかも、泉さん素直で憎めない性格だったので、
自分自身のなにもなさに自己嫌悪の嵐が吹き荒れたのを忘れない。

後半は大げさですが、そんなこんなな事情があり
悔しさはあれど、思い入れが人とはちょっと違います。
本人の思い入れというより、アシという「肩書き」への思い入れだけどね。

もちろん「続ける」という選択肢が違っただけのことだ。
ただ、忘れないで欲しいのよ。選ばれたアシであるということを。
カメラ業界が今仕事がないとか、稼げる・稼げないとか、
格好いいとか悪いとか、写真が上手いとか下手だとか、
正直そんなことは、どーでもいいのよ。
選ばれた人と選ばれなかった人がいるってこと。
泉さんは前者で、私は後者。
そして、アシは選ばれないとなれないし、選ばないとなれないのよ。
そこは誇りを持っていいと思う。

今もこれからも、作品の土俵は変わらず一緒だ。
だから、今回のニコンの個展だけで作品が終わったら許さないから!
これからは師匠の指示なしで、作品作りしてみせやがれ!

っと言う訳で、
昨日、師匠に叱咤激励の挨拶をお願いしたのに、
褒めるばかりで1つも叱咤がなかったので、かなり私情をからめて叱咤してみました。

卒業式にご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
これからのアシIの活躍を楽しみに待ちましょう♪
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by miyuki-jun | 2011-08-29 01:17 | 写真