カテゴリ:暗室記録( 19 )

黒枠の存在

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暗室にて。
印画紙入れた時に暗闇の中でイーゼルを動かしてしまったようでフィルムのFUJIの文字がちょろっと出てしまった失敗プリントが出来上がってしまった。

昔の写真をみると、よく黒枠を出したプリントがあって「格好いいなぁ」と思ったことがあるけれど、フィルムが高騰し、存在が危ぶまれている昨今、その表現ももしかしたら絶滅危機だよね?と思う。
だからといって黒枠出したりしないけど。

そのうち、加工処理としての黒枠が流行って、
横にFUJIの文字やkodakの文字が入っているのが「わかってる」人だよね、なんて言い合う日がくるのだろうか?と思ったりする。
うーん。
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by miyuki-jun | 2015-04-17 22:45 | 暗室記録

暗室にて

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フィルムを回収して暗室に入る。
ベタを撮って像を確認して、写っていたことに安堵する。
けれど、一体撮れていたからといって、
写っていたからといってなんだって言うんだ、って思う。
悲観してるわけでなく、絶望しているんじゃなくて、
撮る行為の先にあるものに対しての素朴な疑問。

目の前を通り過ぎたものに対して何も出来なかったじゃないか、
とちょっと投げやりな心境なのかもしれない。
でも、それは逆なんじゃないか?とも思っていて、
逆に撮らえてしまったからこそ自分の何も出来きなさ加減を思うのであって、
撮らなかったらなにもなくて、始まってもいなかったのかも?
そう。カメラを持つ者にはなにより
現場にいる、もしくはいたってことが何より重視されることが多々あって、
この若干投げやりな気持ちは、ちゃんとその一線を越えた証拠なのかな?とも思う。
撮りたかったなにかの跡ばっかりが身の回りに残って、
その跡を追うために『なにかない』『なにか足りない』という。
なんだか不思議。宙ぶらりんで。
黒ではなく白でもない中途半端なグレーだから世界は美しいのかもしれないけれど、
中途半端で宙ぶらりんのグレーが並んでいて消化不良気味。
ついでに、世界をグレーで例えてみても私がやっているのはカラープリントなので
例えの意味でもちょっと中途半端だったり…。
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by miyuki-jun | 2013-03-16 00:27 | 暗室記録

Y+5の世界

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先月からJINSのPCメガネを使用している。
PCのブルーライトを軽減する、ちょっと色の付いたレンズがついているメガネだ。
カラープリントをやっている人なら
「Yのフィルターが+5ぐらい」だ、と思う色合い。
(正確にはイエローではなく、茶色)

最初は半信半疑だったけど、使い続けたらかなりいいことがわかった。
月末月初、数字とにらめっこする私には重宝する1本。
家用にもう1本欲しい。

さすがに、色が付いているし、
フォトショップや写真関係には使えないなぁ〜と思っていた。
しかし、先日暗室でびっくりすることが判明。
メガネかけて「Y+5」、外すとクリアな状態だから
かけることで切り替えができ、自分の色判断が正確になる気がする。

ただ、コダックの印画紙をこのメガネを通してみると、
白が白ではなく黄ばんでみえるのに対し、
フジの印画紙はみても白いまま…っということは
メガネを外すと、強烈に真っ白に!
結構、鮮明になった青につられそうにもなる。

そして、ピント合わせ。
フォーカススコープをのぞくとき、あれって結構目を酷使してると思う。
粒子をちゃんと見る為にレンズを開放にするから光が強すぎて目が「うっ」となる。
それが、すごい楽、粒子がとてもみやすい。

しばらく、暗室メガネとしても活躍…か?
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by miyuki-jun | 2011-11-16 23:40 | 暗室記録

Bye-bye Kodak.

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やっと旅行の写真を焼き始める。
フィルムは戻ってきていたけど少し直視出来る自信がなくて、しばらく放っておいてあった。
ベタを撮ると、思ったよりも光が強かったのかオーバーめの写真たちが出てきた。

私の手持ちのコダックの印画紙が底をつき始めている。
私は、割と撮る枚数は少ないけれど、印画紙を1枚に使う量が多い方だ。
本当は今少しずつ進行しているシリーズをこれで焼きたかったのだけれど、
長期化していて、とてもそれまで保存が出来ない。
ここ2年くらいコダックとフジを使い分けて使ってきたので、
コダックがなくなればフジへ移行する準備は出来ている。
だから、残りのコダックの印画紙は全て焼きたい写真を焼こうと思った。

残りの印画紙でなにを焼こう?と思っていたけど、やはり人に贈る写真だった。
まだまだ焼くけれど、今日、会心の1枚を焼くことが出来た。
「俺って天才プリント」だ。
きたー!暗室で焼いてきてよかったー!
ありがとう。これで心残りはない。

暗室に入って写真を焼き始めて、
このタイミングでよかった。本当によかったと感謝した。
戦友の結婚式の写真も、友人の子供の写真も、去年の家族旅行の写真も、
妹の写真も、もちろん遠くフランスの友人の写真も、今ならギリギリ焼ける。
焼いて贈る事が出来る。そのことに感謝したい。

あと何回か暗室に入ったら全部使いきれるだろう。
そしたら、ちゃんとサインを入れて、マットと額を付けて角方面へ。
最近、締め切りに追われるように焼いていたので贅沢な時間だ。
楽しいなぁ、暗室。ちょっとお金が痛いけど、楽しいなぁ、暗室。
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by miyuki-jun | 2011-08-07 02:23 | 暗室記録

darkroomにて

ちまちま作品作り。

最近ずっと大きいプリントに挑戦し続けていたので、
小さいプリントを仕上げると、なにか物足りない気分に、少しなる。
大きい方が色々な問題がシビアだし、時間もお金もすごくかかっているから
やる度に苦しいけれど山を登っている感じがする。
それは麻薬のようなものだと思う。
精神的に追いつめるよりも、まずは金銭的に追いつめる方が楽。
お金をかければかけるほど…それは世の常なのだろう。
ギリギリのところ。それはとても面白いものだけれど。
若干、飽きた。
何度も何度も同じ手は使えないということ、なんだろうと思う。

買ってしまった残りの大きい印画紙も使いたいところだけれど、
そんなことは関係なく、ベストなプリントを作りたいと思う。

「お作品を作らない」最近の私の目標。
「お」が重要。
なんだかんだで、今までそれっぽいものを量産してきたような気がする。
美しいものが好き、それは否定しない。
けれど、そうやって、そういう「美しいもの」をという
思い込みのもとに作ることによって、
自分と他者との間にある何かしらの架け橋を失っているような気がする。
本当にそこなのだろうか?と思う。

先日行ったカラーWSのおかげで
色変化がすごく楽しくなってしまった。
色々いじりたい欲が出てきて、ますます時間がかかる暗室作業。
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by miyuki-jun | 2011-03-10 23:09 | 暗室記録

色の勉強に行く。

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先日、カラープリント強化のため
写真家の平間至さんの事務所PIPPOのカラープリントワークショップへ行ってきました。
平間さんはダンディで格好良い方だった。
アウェーにお邪魔したので、ちょっとドキドキした。

で、初心に戻って色を学ぶ。
プロのカラープリンターのヨシ子さんに教わりつつカラーチャートを作る。
(上は見本)
目から鱗だったのは、フィルムをみただけでヨシさんは
「Mは30、Yは15ぐらいだねー」と推測し話を持って行くのだ。
フィルムは全ての情報を記録しているから
当たり前っていったらまぁ、本当に当たり前なんだけれど、
今まで気づかなかったよ。本当。
露出失敗でフィルムがオーバーでもアンダーでも、
フィルムをみれば、ちゃんと焼けるそうだ。
ちょっと光が射した感じ。
フィルムみる経験を積まなきゃ!
その他諸々、教えてもらいましたが企業秘密です。

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で、出来上がりはこちら。
新しいコダックの印画紙がかなりYが低めだったため、
私のは最後Yが0になっちゃって失敗プリントを作るのも結構大変だった。
途中、Cを入れて補正をして色を作ってもらいました。
そして、作成に選ばれた写真は師匠の写真(笑)
ややいびつ(笑) 真ん中だけ裏焼きしちゃったし。

いつも一人で色を詰めているから、
これが正しいのかなぁ〜?といつも半信半疑。
今回、改めて考えるいい機会だった。
カラープリント、まだまだ奥が深い。
あぁ、なんか、今までのプリントもちょっと焼き直したいなぁ。
早く暗室入りたいなー。
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by miyuki-jun | 2011-02-03 00:04 | 暗室記録

Inside the finder

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by miyuki-jun | 2010-10-30 22:20 | 暗室記録

In the darkroom

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暗室にて。
自分の焼いたプリントをみてうーうー唸っていたら
パッと隣の人のプリントが目に入った。
「えっ、あっ、これって!?えー!?」

すごいすごいプリントだった。
これ、すごい。面白すぎる!
思わず
「毎週木曜日、8時頃から12チャンでやっている
空から日本を見てみよう』って番組ご存知ですか?」
と聞いてしまった。
…やはりご存知だった。

そのあと作品を見せてもらった。
これは面白い。いい!すごくいい!
(この面白さを言葉にできますが、今書いてしまうとこれから見る人の面白さが半減するので書きません)
「もうフィルム生産中止なんで店頭であるだけなんですよねー」
と言う彼女に
「今フィルムあるだけ買うべき!撮れるだけ撮れ!」
「もっと見たい!」
「個展出来る!」と言い切る。
完全に彼女の写真の虜に。
みゆき賞があったら彼女にあげたいくらい(笑)
行けるところまで行ってほしい。


プリントのクオリティ・技術の問題が全く気にならない。
いいものを「いい!」と言えるこの気持ちよさ。
これだよ、最近私が失っていたものは…と思った。
広がりがないんだよね、私の写真には。

久々に元気の出る写真だった。
3月の2Bの27&28グループ展がすごく楽しみになる。
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by miyuki-jun | 2010-02-27 18:12 | 暗室記録

暖かいからぼーっとしていた。

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久々に暗室。
英語WSが始まってから撮る事も焼くことにも集中できていなかったので、写真に集中できるのが素直に嬉しい。
愛しのCP君の調子も良く、出来はまずまず。
師匠に「なんだこれは?」と言うようなものを量産する。

新しく中華屋さんが出来たという情報が入り行くことに。
ここ最近食べた中華で一番美味しかった。
ランチはデザート付きらしい…。心惹かれる。

来週からグループ展なので追い込みの方が何人か。
あぁ、去年の今頃は私も大慌てだった。
あの時は寒かったのに、今日ずいぶん暖かい。
なんだかんだダラダラと話をしながら居座ってしまった。

あぁ、そっか。
みんなと別れて帰宅してわかった。
私、誰かに話を聞いてもらいたかったみたい。
けっこうスッキリしていることに気づいた。
まったく、人のことはわかるのに
自分のことはからっきしわからん。

英語のレジメを公開して欲しいと言われ、しばし悩み中。
(その内やります)
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by miyuki-jun | 2009-02-15 00:11 | 暗室記録

もうすぐハロウィン!だった。

暗室にてプリント。
テーブルに焼いたプリントを並べてみる。

「黒いよねー」
私より先に言われてしまう。
うー。あー。わかってたけど、黒いなー。

その後、予定が急きょキャンセルになってしまい時間がポッカリ空く。
予定以外のことを考えていなかったため、しばし2Bにてお茶。
ハロウィン用にとかぼちゃが置いてあって、
私・Yさん・漂流者さんで↓を作成してみました。

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Yさんによる下書き。似てる!
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師匠がそのかぼちゃを手に取ってポーズをとる。
漂流者さんがすかさずカメラを構えた。
おー。激写の瞬間に初めて立ち会ったのであった。
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by miyuki-jun | 2008-10-19 20:17 | 暗室記録